新型コロナウイルス対策

新型コロナウイルス感染者数が急増の兆しのようです。例年、年末年始は必ず大きな流行が起きています。一方で、クリスマスや忘年会、お正月など、様々なイベントがあり、楽しみたい時期でもありますよね。
そこで少し早いですが、年末年始をできるだけ安全に楽しんで過ごせるように、今から準備をしていただきたいと思います。

とはいえ、やるべきことはこれまでと変わりません。まずは予防接種をして、できるだけ防御力を高めておくこと。そして、そもそも感染しないよう、日頃の予防行動もきちんと継続することが大切です。

現在、オミクロン変異体のmRNAも組み込んだ２価ワクチンの提供が開始されています。BA.1対応型とBA.4-5対応型の２種類があり、どちらを受けるか迷っている方も多いようですが、公的機関や専門家の情報によると、どちらがいいということでもないようです。
大切なのは、大きな流行が起きる前に４回目の接種を済ませておくこと。というのも、２価ワクチンではなく従来ワクチンであっても、４回接種することによって、オミクロンに対応した抗体が作られるからです。ワクチンの種類に限らず、回数を重ねることが大切だということですね。

厚生労働省は、どちらの２価ワクチンであっても、次のようなことが期待できると言っています。

４回目接種から３か月以上空けば、５回目を接種することもできるようになりました。たとえば11月に４回目をうてば、２月に５回目を接種することができ、年度末の流行にも備えることが可能となります。また、今後さらに改良された新しいワクチンが開発された際にも、接種間隔が空くのを待たずにうつことができるかもしれません。
このように、早めに接種しておくことは、いつでも最新の防御機能を維持することにつながります。

また頻度が低いとはいえ、若くて健康な人であっても、入院が必要なほど重い症状が出る可能性はゼロではありません。後遺症のリスクも軽視できませんし、今後、毒性の強い新たな変異体が出現することも十分に考えられます。
自分自身と周囲の方たちの健康を守るため、安全性と有効性が世界的に認められているワクチンをぜひ早めにうけましょう。

政府が何かとマスクを外そうというようなアナウンスをしていますが、これは「いつでも外していい」ではもちろんありません。換気がよく、他の人と十分に距離（1.5m～2m）があること、会話がないことなど、これまでとルールは同じです。

当社においても、勤務中の不織布マスク着用はこれまで通り継続します。KF94マスクの使用も、流行状況に合わせて断続的に使用していきます。本社からその都度お知らせをしていきますが、不安なことなどがあれば、いつでも相談してください。

流行の波が大きい間は、社員同士の飲食を禁止しますが、それ以外のときには、以下のルールを守りながら、ぜひストレス発散をしてください。

私たちのような労働集約型産業は、感染者が一度に多数出てしまうと、どうしても業務が立ち行かなくなってしまいます。このため、今のところはある程度の人数制限をせざるを得ません。どうかご了承ください。

新型コロナウイルスに限らず、体調不良の際にはしっかりと休養しましょう。無理をしてこじらせると、かえって長期に休まなければならなくなりますし、感染症の場合には他の人にうつしてしまうリスクもあります。悪化する前に早めの休養、必要に応じて早めの受診を心がけてください。
「どうしても今は休めない」というときでも、一人で決めずに、必ず上司に相談しましょう。基本的に、“絶対に休めない仕事”というものはありません。お互いに休みやすい職場づくりにご協力ください。

発熱の場合には、会社で用意している抗原検査キットを活用し、新型コロナウイルス感染症かどうかを簡易的に調べます。ただし検査結果だけで診断することはできませんので、もし陰性であっても、新型コロナウイルスかもしれないと思って行動しましょう。

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