私たちの清掃業務体制の柱となる「BMA3リーダー制」と「ラウンド制」についてご説明します。
ビーエムアドバンスの清掃の技術はますます高度化。時代が求める清掃の技術を磨きます。
常によりよい清掃作業を追求するために、私たちの考える清掃業務体制は、「BMA3リーダー制」と「ラウンド制」。「BMA3リーダー制」とは、リーダーを中心とした清掃スタッフの組織体制のこと。また「ラウンド制」とは、本社スタッフが、クライアント様のご担当者様と清掃スタッフの元へ、定期的に巡回(ラウンド)すること。BMA3リーダー制によって、清掃業務をしっかりと確立。ラウンド制と組み合わせることによって、問題点を見逃さず、常に高品質な清掃作業をご提供します。
これらの体制の基盤となっているのが、教育です。事前研修だけでなく、日頃から多角的なアプローチで勉強会や研修を行い、清掃作業のプロとしての自覚と誇りをもったスペシャリスト集団へと育てていきます。
「教育」に支えられた「BMA3リーダー制」「ラウンド制」の運営体制は、渡邉仁氏の提唱する「ワタナベモデル」がお手本。私たちの清掃技術を最先端のものへと磨き続けます。
※ 作業現場の状況・規模により、「BMA3リーダー制」「ラウンド制」を簡易化して導入する場合があります。
ビーエムアドバンスでは、現場ごとに、「清掃技術」「危機管理」「ホスピタリティ」それぞれのリーダーを配置。各リーダーが責任をもって、マニュアルに則った清掃を清掃スタッフに徹底させます。指示系統がしっかり確立しているからこそ、問題を早期発見し、速やかに改善することができるのです。
清掃スタッフからリーダーへの「報・連・相」、リーダー間の「報・連・相」、リーダーから本社への「報・連・相」を徹底。さらに業務日誌を活用し、現場で起こっている問題を全社で共有します。問題点は速やかに改善、ルール化し、再発の防止に努めます。
こうした体制を整えることにより、常にお客様クレームや事故リスクの低い、高レベルの清掃作業を実現することができるのです。
1 | 清掃スタッフからリーダーへの「報・連・相」の徹底 |
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2 | リーダー間の「報・連・相」の徹底 |
3 | リーダーから本社への「報・連・相」」の徹底 |
業務改善のヒントは、毎日の業務の中にある。そう考え、ビーエムアドバンスでは、日々の清掃業務をさらによいものにするため、すべての現場をラウンド員が定期的に巡回しています。ラウンド員とは、ビーエムアドバンス独自の「現場と本社とクライアント様」のつなぎ役で、2つの役割を果たしています。
ラウンド員の役割【1】 清掃スタッフの現状を把握し、常に改善
現場の問題点は、その場でただちに改善、指導。その場での対応が難しい問題は、本社に持ち帰って話し合い、改めて現場へフィードバックします。また、社内規定やマニュアルだけでなく、法令などの遵守もチェックいたします。
ラウンド員の役割【2】 クライアント様からのご要望を伺い、常に改善
ラウンド員は、クライアント(ご担当者)様のもとへも定期的にラウンド。ご担当者様のご要望や評価をお伺いし、ご希望にかなうよう清掃スタッフを指導します。クライアント様の意思が清掃スタッフに浸透するようにいたします。
このような問題点や改善策は、他の現場にも通達。当社が管轄する全ての作業現場のレベルアップに努めます。こうしたPDCAサイクルを速やかに繰り返すことで、クレームの低い、安全で均一レベルの清掃作業を提供することができるのです。
右画像:中央 | ラウンド指導をしている「ワタナベモデル」の提唱者 渡邉 仁氏 |
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清掃ロボットの活用や高機能洗浄剤、高性能の設備システムなど、ビルメンテナンスの技術は時代とともに進化しています。また、求められるメンテナンスレベルは、病院、介護施設、商業施設、オフィスビル、マンションなど、クライアント様や対象物件の種類によって異なります。これからの時代は、単に高レベルな技術だけでなく、多角的な視点による判断力や考える力、発想力といった能力も、ビル管理スタッフが身につける必要がある、と、ビーエムアドバンスは考えます。
たとえば、清掃業務。清掃の目的は、きれいな環境を提供することだけにはとどまりません。病院清掃では、目的は患者様の安全を守ることであり、安全を守るための手段の一つとして清掃業務が位置づけられています。オフィスビル清掃の場合には、従業員や来訪者の方々が、気持ちよく、安全で健康に働くことができることが目的となります。
何のために、どのような根拠をもって、どのようにビルメンテナンス業務をおこなうのかを考えられるビルメンテナンススタッフを育てること。いつの時代にも、それが私たちの至上命題です。
階層別教育システム
ビーエムアドバンスは、社員教育に「階層別教育システム」を導入しました。「入社・採用時研修」「責任者研修」「スタッフ研修」「外部講師研修」という4つのプロセスで、それぞれに必要なトレーニング項目を学びます。プロのビルメンテナンススタッフとしての学びを段階的に深めることで、必要なスキルを着実に身につけていきます。
何事も最初が肝心と言われるように、「入社時研修」は特に大切。ビーエムアドバンスの一員となるために必要な考え方を、ここでしっかりと意識づけしています。目指すべき姿をイメージし、自分が社員としてどう成長していけばいいのかを考えられるように導きます。
また清掃業務においては、ワタナベモデルを手本とした当社独自の「BMA3リーダー制」を導入。各清掃現場において、清掃技術や接遇、感染など、軸となる事項にそれぞれリーダーを配置し、責任をもって現場を統率しています。これらのリーダーが、プロの清掃員としての自信と自覚をもってリーダーシップを発揮できるよう、「責任者研修」によって鍛えていきます。
階層別教育システム | 入社・採用時研修、スタッフ研修、責任者研修、外部講師研修 |
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多角的な4プログラム
ビーエムアドバンスでは、「技能研修」「接遇研修」「外部講師研修」「各種資格取得」という4つのプログラムを用意。ビルメンテナンススタッフに求められる技術を多角的に学び、人間としても成長していくことを目的としています。
当社では、「ラウンド員」と呼ばれる社員が各現場を巡回(ラウンド)し、クライアント様のご要望や当社の基準を満たしているかどうかをチェックしています。ラウンド員には、確かな知識や技術を基盤として、機転や判断力、場合によっては交渉力など、その場の状況を瞬時に把握して問題解決できる能力が必要とされます。どの現場も責任と誇りをもって管理できる人間を育てていかなければなりません。また、技術はどうしてもOJTが中心になりますが、資格取得を奨励したり、外部講師による研修を受けるなど、自ら学び、教養の幅を広げていけるように指導しています。
ビルメンテナンスの技術を高めていくだけでなく、挨拶やマナーもきちんとしていることも大切。受付やコンシェルジュはもちろんのこと、清掃や警備などの業務においても、施設利用者の方々と接したり、目にふれることは多いものです。身だしなみや言動がきちんとしていないと、利用者の方に不快感を与えるだけでなく、クライアント様に対するイメージも悪くなってしまいます。私たちは、清掃、警備、リフォーム、退去立会代行など、業務の内容や現場の状況に合わせた接遇研修を開催しています。
多角的な4プログラム | 技能研修、接遇研修、外部講師研修、各種資格取得 |
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新規スタッフトレーニング
これから当社の社員として活躍する新規スタッフを対象に、「新規スタッフトレーニング」を実施し、それぞれの業務に必要なスキルを、時間をかけて教育しています。たとえば病院清掃では、「病院清掃とは」「感染予防対策の概要」「感染リスクを下げるゾーニング清掃」「基本的な清掃技術」などを、ステップ式に学びます。病院清掃の目的は「患者様の安全」なので、感染対策や事故防止への意識づけが何より重要。患者様への感染リスクを最大限に抑え、安全・環境衛生に留意して、患者様や医療従事者の方々の安全を最優先するよう、指導しています。
このように、新規業務の稼働開始前から入念に、手間暇を惜しまず準備をしていくので、ビーエムアドバンスの現場は、結束力や意欲が違います。スタッフ一人一人が、目的達成への意識とモチベーションを高く保ち、生き生きと業務に邁進しています。
新規スタッフトレーニング | ステップ式に、清掃技術とポスピタリティを習得させます |
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病院清掃の場合:一例 | 「病院清掃とは」「感染予防対策の概要」「感染リスクを下げるゾーニング清掃」「基本的な清掃技術」などを、ステップ式に学びます。 |
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外部講師研修
ビーエムアドバンスの外部研修は、一昔前までの「営業のためだけの外部交流」ではありません。ビルメンテナンスに関わる最新情報やトレンドを学び、客観的な視点をもったり、教養の幅を広げたりするために、定期的に外部講師研修をおこなっています。当社独自の教育というものも大切にしなければなりませんが、それだけにこだわっていると、考え方が凝り固まり、発展性に乏しくなりがち。一生懸命にやっていることが、独りよがりのサービスになってしまう可能性もあります。定期的に外部講師研修を受けることで、自分とは違う角度からの視点で、物事の新たな見え方を学び、ただの知識に過ぎなかった事柄を、さらに深い知恵へと昇華させたりすることができると考えています。
たとえば、資機材メーカーの研修。海外の資機材メーカーのスポークスマンによる説明会に参加してみると、海外と日本の清掃事情の違いや、最先端の感染防止対策を学べるだけでなく、清掃に対する考え方、アプローチの仕方が違うことに気づかされます。文化や設備の違いを知り、改めて、日本における清掃とは何か、自分たちが今までやってきたことは科学的に正しいことなのか、といった疑問をもち、固定観念を捨てて、あるべき姿を考え直すきっかけとなります。
右画像 | アムテック主催:スパルタンケミカル ジョン・シャウフ ディレクター氏の講演会にて |
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外部講師による接遇研修では、ビルメンテナンス業界で一般に普及してしまっている行動や言葉遣いなどを矯正することができます。ビルメンテナンス業務の多くは裏方作業のため、どうしても言動が荒っぽくなりがちです。けれども、病院の患者様や商業施設の利用者様、マンションの入居者の方と接することは意外にも多く、今の時代にはきちんとした応対が求められます。また、現場の作業だけではなく、クライアント様への営業活動、交渉やプレゼンテーションにおいても、丁寧な言葉遣いやマナーが当然、大切になってきます。ビルメンテナンス業界だけでなく、広く一般企業の中でも通用する人材育成を目指しています。
ITコンサルティングによる研修では、コンピューターへの苦手意識を無くしたり、モバイルの使い方を教わったりするだけではありません。情報セキュリティ対策が叫ばれる近年、情報セキュリティということに対する意識・関心を高め、ウイルス感染防止や情報漏洩が企業としてどれだけ大事なことで、社員一人一人が全員で取り組んでいかなければならないのか、ということを学びます。社内の情報セキュリティ対策は、クライアント様へのリスク回避にもつながっているため、現在、当社でももっとも大切に考えている研修の一つです。
ビーエムアドバンスでは、こうした外部の研修を受けることで、様々な物事を一回り大きな視野でみることのできる社員を一人でも増やし、総合ビルメンテナンス企業としてのレベルアップを図っています。外部講師研修によって社員が触発され、新たなアイデアが浮かんだり、新しい業務へのチャレンジ精神が芽生えたりするなど、嬉しい効果を実感しています。
外部講師研修 | 資機材メーカーによる研修、コンサルタントによる研修、安全協力大会、他 |
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「清掃技術」「危機管理」「ホスピタリティ」のそれぞれの分野にリーダーを設け、問題の報告や改善後のルール導入に責任を持って対応いたします。
当社指導員や外部コンサルタントによる教育を通じて、段階的に高度なスキルを持つだけでなく、人間としての向上心や知性を磨き、人間力も高めていきます。
資機材メーカー主催の外部研修や最先端の清掃ロボット研修等にも参加し、常に新しく適正な清掃資機材及び機器の研究を続けています。
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